非常に悪質なあおり運転の映像が連日のようにメディアで取り上げられています。
あおり運転が社会問題となり、これまで何度もメディアで取り上げられていますが、あおり運転は依然として無くなる気配を見せていません。
特に2017年6月、東名高速道路で無理やり停車させられた夫婦が後続のトラックに追突され死亡する事故が発生してからは、あおり運転が大きく注目され、千葉県議会でも何度もあおり運転について議論がなされてきました。
千葉県内では2018年のあおり運転の摘発件数は前年の約8.9倍となる1,164件に上っており、対策の強化は喫緊の課題となっています。
なお、摘発件数の内訳は以下の通りです。
・車間距離不保持違反:726件(前年比636件増)
・左側から追い越すといった追い越し方法違反:408件(前年比393件増)
・進路変更禁止違反:30件(前年比4件増)
現在各地で、ヘリコプターによるあおり運転取り締まり強化の動きが広がっています。
千葉県でも今年の7月から、危険なあおり運転の撲滅に向けて、航空隊のヘリコプターを活用した高速道路での交通取り締まりを開始しました。
ヘリコプターが大きな抑止力になっているという声も聞こえてきますので、今後もあおり運転を抑制できるよう議論を進めていきたいと思います。
(写真は千葉県警HPより)
千葉県議会議員
松戸たかまさ